美容液の充填機・充填ライン(スポイト/小容量対応)|ネオスターパック

美容液の充填機・生産ラインをお探しですか?美容液は高単価・少量・デリケートという特性から、速度だけでなく精度・衛生性・外観品質が重要です。ネオスターパックは、スポイト(ドロッパー)や小径ボトルに最適化した美容液用充填機・充填ラインを提供し、小ロット~全自動まで柔軟に対応。トルク管理キャッパー/円周貼りラベラー/検査連携により、高品質な化粧品製造を支援します。

特性
1. 微量~少量充填の高精度化:発泡・糸引き・液だれを抑制し、液ロス最小
2. スポイト・小径容器に最適化:トルク管理と把持設計で外観品質を確保
3. GMP配慮・検査連携:衛生的な運用とトレーサビリティを実現


美容液の充填包装

美容液は高価・少量・デリケートな製品で、スポイト(ドロッパー)など小径口の容器に充填されます。工程では速度だけでなく、定量精度・衛生性・外観品質が重要です。ネオスターパックの美容液用ラインは、美容液/スキンケアオイルなどの少量品に最適化され、高効率かつ高精度な充填を実現します。

美容液の特性

1. 充填量が少量(例:10~100mL)で高単価:液ロス最小化・歩留まり向上が重要
2. 粘度や配合が幅広い(水様~オイルブレンド、軽いとろみ、香料・ビタミン等):発泡・糸引き・液だれへの対策が必要
3. 小径口・装飾容器:キズ防止の把持設計と締付トルク管理が必須
4. 衛生要求:接液部材質、分解洗浄性、デッドスペース低減が鍵

デリケートな美容液への充填ソリューション

• ペリスタルティック式充填機:10~250mLの少量充填に対応。狭口ボトル用ノズルで精密充填。接液はシリコンチューブのみで衛生的、洗浄・交換が容易。
• 操作性:タッチスクリーンで充填量/速度を直感設定、微調整もスムーズ。
• 代替方式:処方や粘度により、ピストン式や流量計式も提案し、液特性に最適化。
よくある課題と解決策
Q1:高粘度・とろみのある美容液が安定しない
解決策:ペリスタルティック式/ピストン式など液特性に合うポンプを選定し。
Q2:泡立ちで充填量がばらつく
解決策:ノズルを底まで入れるボトムアップ充填と液面追従で発泡を抑え、安定定量を実現。
Q3:液ダレで容器やラインが汚れる
解決策:ノンドリップ(滴下防止)機構外観品質を守る。
処方・容器・目標タクトにより最適解は変わります。サンプル充填テストで検証し、仕様を確定します。

容器の外観を守るための対策

美容液の容器はデリケートであり、傷がつかない取り扱いが必要です。特にキャップやボトルに装飾がある場合、擦り傷が生じやすくなります。ネオスターパックのキャッパーは、容器との接触部に緩衝材を使用して擦り傷を抑制。トルク制御機能により、締付トルクの設定・再現が容易で、外観を守りつつ密封性を確保します。

スポイトボトル用ラベラー(小径円筒に強い)

• 円周貼りラベラーで素早く正確に貼付。
• 印字機搭載でロット番号/期限印字にも対応。
• 卓上~高機能モデルまでラインナップし、タッチスクリーンでレシピ呼出/パラメータ設定が容易。

衛生設計・清掃性(GMP配慮)

• 接液部材質:SUS316/316L ほか。
• 工具不要分解:日常清掃・部品交換を効率化。
• CIP対応:必要に応じて定置洗浄。

充填方式の比較(選定ガイド)

方式 得意領域 主なメリット 向いているケース
ペリスタルティック 低~中粘度/微量~少量 接液はチューブのみで衛生的/段取り替えが速い/液ロスが少ない 小ロット多品種・試作~立上げ、高価原料のロス低減
流量計式 低~中粘度/量産 高速・高精度 スループット重視の均質処方
ピストン式 中~やや高粘度 定量性が高い とろみ/オイル配合、粘度差の大きい多処方

最終決定はサンプル充填テストで検証し、ノズル形状/充填条件/トルク条件まで具体化します。


製品動画

生産規模別:最適な美容液充填ライン

1. 全自動生産ライン(約20~30本/分)

1日8,000本以上の大量生産に最適。
最小限の人員で充填→キャッピング→ラベル貼付→収集を自動化。
特長:安定タクト、清掃性と段取り性の両立。

自動化生産ラインレイアウト図

2. 半自動生産ライン(約8~15本/分)

1日4,000~6,000本の中規模に対応。少量多品種やOEM立上げに適し、柔軟運用が可能。
特長:人手介在での汎用性と、設備精度のバランスが良い。

自動化生産ラインレイアウト図

3. 卓上・セル型(約5~8本/分)

省スペース・EC向け小ロットに。単純工程の機械化で、手作業より歩留まり・定量性を改善。

小ロット対応の卓上型 美容液充填ライン図

ラインタイプ比較(目安)

ライン種別 スループット 人員目安 段取り替え 設置面積 主な用途
卓上型 5~8 本/分 3~4 速い 試作・小ロット
半自動 8~15 本/分 2~3 速い 少量多品種、季節品
全自動 20~30 本/分 1~2 速い 中~大 量産・安定稼働

導入事例

導入前:手充填で泡立ち/液ダレが発生し、原料ロスと外観不良が課題。

導入後:チューブ式充填×トルク管理キャッパーに更新し、充填ロスを大幅削減。生産性向上と原材料コスト低減を同時に実現。

OEM/D社:複数処方のピストン式併用で歩留まり・外観を改善

よくある質問(FAQ)

Q1. 高粘度や油性の美容液でも充填できますか?

A. 可能です。ピストン式/流量計式などを処方に合わせて選定し、サンプルテストで最適条件を確定します。

Q2. メンテナンスはどのくらい手間がかかりますか?

A. 工具不要分解とユニット丸洗いにより、日常清掃を簡素化。消耗品の標準化で保守も容易です。

Q3. 小ロット生産でも導入メリットはありますか?

A. あります。手作業比で定量性・衛生性・人件費の面で優位。卓上/半自動は特に小ロット向けです。

Q4. 微量(3~10mL)の精度は?

A. 方式とノズル設計の最適化により、微量域でも高い再現性を確保します。サンプル充填で検証可能です。

容器・キャップ・処方サンプルをご提供いただければ、最適ノズル/ポンプ方式/トルク条件まで具体的にご提案します。