ボディソープの充填包装

ボディソープは日常生活に欠かせない製品で、皮脂や汚れを効果的に除去し、肌に潤いを与えながら保護します。市場の需要が高まる中、様々な香りや成分を持つボディソープが次々と登場しています。

自動化されたボディソープの充填プロセスには、充填、キャップ締め、ラベル貼りなど多くの工程が含まれ、それぞれの段階で高い精度と効率が求められます。また、ボディソープの包装には多様な容量や形状の容器があり、それに対応する柔軟な技術が必要です。この技術により、精密で高効率な充填プロセスが実現します。


充填過程における泡立ち問題の解決

ボディソープの充填プロセスでは、大量の泡が発生しやすく、これが充填量の不正確さを招き、包装品質に影響を及ぼすことがあります。また、泡の処理には手間がかかり、生産効率が低下する可能性もあります。ネオスターパックの高効率自動充填機は、先進的な技術設計により、こうした泡の問題を効果的に解決します。昇降ノズルと充填速度調整機能を搭載し、ノズルと液体の間に常に最小限の距離を保つことで、泡の発生を抑制します。その結果、各瓶の充填量が標準に達することが保証されます。さらに、液体が接触する部分には食品グレードの素材を使用しており、製品の衛生と安全性が確保されています。そのため、赤ちゃんや敏感肌用のボディソープにも安心してご利用いただける充填機です。


ボディソープのキャップを高効率に締める方法

ネオスターパックの自動キャップ締め機は、四軸ゴムローラーを採用しており、さまざまなサイズのキャップを迅速かつ正確に締め付けることができます。ポンプキャップ、スプレーキャップ、プラスチックキャップなど、一般的なキャップに幅広く対応しており、簡単な調整で異 なるキャップタイプにも適応可能です。また、オプションのボトル検出システムを搭載することで、締め付けトルクが不足している瓶を自動的に検出・排除し、品質検査にかかる人手を削減しながら、製品の品質を確保します。


自動化ラベル貼りと充填・キャップ締め統合システム

ラベル貼りはボディソープの包装プロセスにおける最終工程であり、製品の美観を保つために極めて重要な工程です。ネオスターパックの自動両面ラベル貼り機は、丸瓶、楕円形ボトル、四角形容器など、さまざまな形状のボトルに対応し、直立して搬送されるすべてのボトルに対 して高精度かつ一貫したラベル貼りを実現します。さらに、半自動卓上型充填キャッパーラインは、充填機、キャップ締め機、側面ラベラーを統合しており、400ml以下のシャンプー製品に対応可能です。このコンパクトな設計により、ラインのサイズと操作半径が縮小され、複雑な包装プロセスを一人で効率的に操作できるようになります。これにより、製造工程の短縮と人手不足の解消に貢献します。


ネオスターパックのボディソープ瓶詰めラインのメリット

当社のボディソープ瓶詰ラインは、生産効率の向上と容量の正確性を実現し、簡単に調整できる特長を備えています。このため、少量多品種のパーソナルケア製品にも優れた性能を発揮します。一例として、ある海外のお客様は、異なる容器を使用したボディソープやハンドソープを十種類取り扱いたいと考えていましたが、容器の種類が多いため、品種替えのスムーズさが主要な課題となっていました。そのニーズに応えるため、ネオスターパックのボディソープ瓶詰ラインをご選定いただきました。このラインには、自動充填機、高速キャップ締め機、両面貼りラベラーが含まれており、1分あたり40本、つまり1時間で2400本の生産が可能です。また、容器サイズに応じて調整が容易なため、将来的に容器を変更する際にも継続してご利用いただけます。ご興味がございましたら、ぜひご連絡ください。


製品動画


全自動生産ライン

ボディソープ用全自動生産ラインは、1日6,000本以上の大量生産を高効率で行うのに適しています。
流れ:充填→キャッピング(蓋締め)→ラベル貼り付け→完成品収集
生産能力:約 20~30 本/分

自動化生産ラインレイアウト図

半自動生産ライン

ボディソープ用半自動生産ラインは、1日4,000~6,000本の生産に対応しており、少量多品種の生産に特に適しています。また、柔軟な運用が可能です。
流れ:充填(半自動)→キャッピング(蓋締め)→ラベル貼り付け→完成品収集
生産能力:約 8~15 本/分

自動化生産ラインレイアウト図

卓上型生産ライン

スペースが限られている場合、卓上型の機器が便利です。単純作業の機械化により、作業効率を大幅に向上させることができます。
流れ:充填(半自動)→キャッピング(蓋締め)→ラベル貼り付け→完成品収集
生産能力:約 5~8 本/分

自動化生産ラインレイアウト図