食用油充填の自動化ソリューション | 高精度・衛生的充填ライン

 

食用油充填機の自動化ソリューション | 高精度・衛生的充填ライン

オリーブオイルなど高流動性油脂から高粘度油まで、最適な充填・包装システムを提供

食用油は、植物、動物、または合成脂肪を原料とする液体油脂であり、炒め物や揚げ物、焼き菓子など多用途に利用されています。オリーブオイルやごま油などの高流動性油脂から、高粘度油まで、その特性は様々です。食用油の充填においては、液漏れ防止と高精度な定量充填が特に求められます。衛生的かつ効率的な生産工程を実現するためには、適切な充填機の選定が最も重要です。

ネオスターパックは、長年の経験と実績に基づき、お客様の食用油製品に最適な充填・包装ラインをご提案します。人手不足の解消、生産効率の向上、製品品質の安定化、そしてコスト削減に貢献するソリューションを提供いたします。

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油の充填では、液漏れを確実に防ぎ、精度の高い充填が求められます。充填機を導入することで、手作業によるばらつきを抑え、衛生的かつ効率的に定量充填が可能になります。ネオスターパックでは、食用油製品の特性に合わせ、主に以下の充填機を推奨しています。

適切なポンプ選定で充填精度を向上

オリーブオイルなどの高流動性液体から中粘度油まで、ギアポンプ式、チューブポンプ式、ピストン式が適しています。

• ピストン式充填機：高粘度食用油にも対応可能な高精度モデル ネオスターパックのピストン式充填機は、高粘度の油やとろみのある油、具材（粒）を含む油の充填に最適です。特に、定量精度は±1%以下と非常に高く、安定した量産対応が可能です。強力な吸引力と押し出し力で、粘度が高い液体もスムーズに吸い上げ、高精度で充填します。これにより、充填量のばらつきを抑え、製品の品質を均一に保ちます。

• ギアポンプ充填機：微細な流量制御と幅広い粘度対応 ギアポンプ充填機は、微細な流量制御が可能で、特に充填精度が非常に高いことが特徴です。サラダ油、オリーブオイル、ごま油など、幅広い粘度の食用油に対応し、安定した充填を実現します。容易なメンテナンスも特徴で、液体と接触する部分には食品グレードのステンレス（SUS304/SUS316L）を使用しており、分解・清掃が容易で、高い衛生管理基準にも適しています。

• チューブポンプ充填機：多品種少量生産・衛生管理を効率化 チューブポンプ充填機は、特に多品種少量生産や、頻繁な製品切り替えを伴う生産ラインにおいて、その真価を発揮します。液体が食品グレードのチューブのみを通過するため、製品接触部分の分解・洗浄作業が非常に容易です。

液漏れ防止機構でクリーンな充填環境を実現

充填後の滴下を防ぐサクションバック（逆流吸引）機能を搭載しています。これにより、充填後の液だれを徹底的に防止し、容器や機械の汚れを防ぎ、製品の美観を保ちます。後工程の清掃負担も大幅に軽減され、生産効率の向上に貢献します。

油用容器としては、ガラス瓶や硬めのプラスチックボトルが一般的です。
プラスチックキャップまたはPPキャップがよく使用されています。
プラスチックキャップ：キャップを回転して締め付ける方式で、トルク制御機能付きのキャッパーを使用すれば、適切な締め付けが可能です。
お客様のニーズに応じて、スクリューキャップと打栓キャップの対応装置を一台のキャッパーに統合し、スペースの節約に貢献します。
PPキャップ：油製品には通常、中栓と組み合わせることが多く、 専用キャッパーによるネジ溝の形成で確実に密閉できます

対応容器・ライン構成例

ガラス瓶、PETボトル、ポリ缶などに対応

スクリュー／PP／打栓キャップにも対応

適切な設備の導入により、油製品の充填効率を大幅に向上させることができます。ネオスターパックでは、お客様の生産規模に応じた柔軟なライン構成をご提案します。

• 卓上半自動ライン：小ロット生産・試作に最適 コンパクトで設置が簡単な卓上型充填機は、小ロット生産や多品種少量生産、新製品の試作に最適です。充填方式の変更により作業時間の短縮が可能で、初期投資を抑えながら効率的な生産を実現します。

• 半自動ライン：（充填＋キャッパー＋ラベラー）効率化と投資のバランス 卓上型充填機に、キャッパーやラベラーを追加することで、手作業の繰り返し作業を機械化し、半自動生産ラインを構築できます。投資を抑えつつ効率化を進め、作業員の負担軽減と生産性向上を図ります。

• 全自動ライン：（洗瓶→充填→キャッピング→ラベル→完成品収集）大規模生産と人件費削減に貢献 容器の搬送を自動化し、最小限の人員で効率的な瓶詰めを完成できる全自動ラインは、大量生産に最適です。生産能力に応じて充填ノズルの数を調整し、自動キャップ供給装置やボトル供給・収集ターンテーブルなどを組み合わせることで、人手をさらに削減し、生産性を飛躍的に向上させます。

自動生産ラインの工程例と生産能力

当社の食用油向け自動生産ラインは、以下の全工程に対応し、1日6,000本以上の大量生産を高効率で行うのに適しています。

流れ: 洗瓶 → 充填 →キャッピング → ラベル貼付 → 完成品収集 

生産能力: 約25～30本/分。

ネオスターパックの油製品包装設備：豊富な導入実績とトータルソリューション

弊社が提供する油用包装設備は、瓶の供給から洗瓶、充填、キャップ締め、ラベル貼り、最終製品の収集までの全工程に対応した総合的なソリューションです。全ての機械は顧客のニーズに合わせてカスタマイズ可能です。小ロット生産から全自動化生産ラインまで、ネオスターパックは様々な生産環境に対応する最適なソリューションを提供します。

導入実績

ネオスターパックの油製品充填ラインは、すでに数多くの企業様で導入され、顕著な成果を上げています。

• 高粘度油充填で誤差1%未満: 高精度な充填機と液だれ防止機構により、製品ロスを最小限に抑え、クリーンな生産環境を維持しています。

• 全自動ラインで25～30本/分の能力を達成、1日6,000本以上超の実績: 安定した高速生産により、お客様の生産目標達成に貢献しています。

ネオスターパックは、お客様の食用油生産におけるあらゆる課題に対し、豊富な製造経験と高度な技術サポートを活かし、最適なソリューションをご提案します。サラダ油、オリーブオイル、ごま油、菜種油、米油、ラー油、ドレッシングオイル、亜麻仁油、えごま油など、あらゆる食用油の充填・包装でお困りの際は、ぜひネオスターパックにご相談ください。